いよいよ「キャッシングライフ」の始まりだ

出金手続きの基礎知識

いよいよ「キャッシングライフ」の始まりだ。ここから先は、雨が降ろうが槍が降ろうが、すべて現実
を見据えて対応していかなければならない。といっても、何も難しいことを必要以上に求められ
るわけではなく、「期日を守って、ちゃんと返済すれば」それでいい。たったそれだけのシンプルな
”ルール”だ。

 

キャッシングの利用は「返済に始まり、そして返済に終わる」。「融資に始まり〜」じゃないの?
と誤解されそうだが、厳密に表現すれば「融資」というのは、新規契約後に行う初回借入のみ
についていえることだ。以後、通常利用の「融資」(追加融資のこと)は”返済ライン上に乗っ
かっている融資”にすぎない。それが証拠に「返済」を行わなければ次回の「融資」(便宜上
この言葉で表記しているだけ)はありえない。つまり、これからは「返済ありきの融資」と思考を
改めなければならない。

 

さて、融資(ここでいう融資は契約後初回借入のそれ)を受けるまでその関係は常に「業者
→アナタ」だった。新規申込時の質疑応答をもう一度思い返してほしい。そこに、アナタの
都合や事情は一切反映されなかったはずだ。すべては業者の判断でコトが運ばれ、常に
「業者が上」だった。つまり「貸す側」が一方的に強かったわけだ。しかし、だ。一端融資を
受けた直後からその関係は180度逆転する。すなわち、以降「アナタの事情や都合でコト
が進む」ことになる。

 

モノにはすべて「所有権」というものがある。平たくいえば、自分の手元にあるものを自由に
扱うことができる権利で、その行使に第三者が介入することはできない。ここでいうモノには
「お金」も含まれる。そして、返済を要求する権利のある貸金を一般に「債権」というが、こ
れを金銭貸借の関係で捉えると「お金を貸すということは、所有権を手渡して債権を得る
行為」と置き換えることができる。そして、債権を行使するとその要求に従う義務が生じてき、
これが「債務」といわれるものだ。「債権者(業者)」と「債務者(アナタ)」は、一事が万事、
この関係で成り立っている。

 

といってもだ。いくら義務だろうがモラルだろうが、アナタがそれに応じなければ業者はお手上
げになってしまう。一般的に、「債権者は強者で債務者は弱者」と見られがちだが、これは
事実に反する。実際のところ、債権者は債務者にお願いを申してお金を返してもらって
いるのである。ここに「アナタ→業者」の逆転した立場の構図が隠されている。つまり「貸
す側」がお金を貸したことにより「借りた側」も”力”を宿したわけだ。さっさと完済してオサラバ
するもヨシ、つかず離れずの腐れ縁を続けるもヨシ。利用方法は、すべてアナタの意思
に委ねられている。