人間、健康なうちはそのありがたさを感じないものである

困った時の実践活用講座

人間、健康なうちはそのありがたさを感じないものである。病気になって、はじめてそのありがたさを
実感することはよくあることだ。日常のキャッシングライフにおいて、平和に、そして円滑に進めていく
上でも、それは同様のことがいえる。滞りなく返済できているうちはいい。つぎに来るべき返済日だ
けを注意していれば、そう毎日気を揉んで生活を送らなくても構わない。ただ、ど〜しても厳しい、
困ったというときが来るかもしれない。そしてそれは突然、何の前触れもなくやってくる場合が多い。
約定返済額は「利息+元金」で構成されている。いずれ迎えるべく「完済」というゴールを目指
して、キャッシングした元金に対してレンタル料(利息)を付けて、毎月それを少しずつ返済して
いき「ゼロ」に近付けて行くわけだから当然の内訳である。ただ、元金はもちろんレンタル料自体
が”ちょっとキツい”というときは人間だれしもあると思う。「2〜3か月間、この状況を切り抜けるこ
とができれば…」というシチュエーションは多いと思う。その状況下で、いちばん避けたい行為が
ズルズルと「延滞」に突入してしまうことだ。「延滞」することにより遅延損害金が発生し、返済
金額がより増えてしまうという現実的な側面もさることながら、それよりもその”事実”を記録とし
て残すことのほうがはるかにダメージが大きい。この世界、たった1社における、いやたった1日
だけの「延滞」によって、予期せぬ連鎖反応を起こすことが多々あるからだ。そんなピンチのとき
に利用したいのが、つぎに紹介する「トリック」である。返済日までに、約定返済額分を用意
できなければ気は重くなり、黙ってその日を過ごしたくなるだろう。そこで、現実から逃げてしまう

とそれこそオオゴトに発展してしまいかねない。ところが、運良く消費者金融各社は返済方法
に関して融通を利かしてくれるところも結構多い(全社ではない)。一般的に公示されている
部分ではないが、アナタの事情を相談することによって臨時の返済案を提示してくれる場合
がある。ど〜しても困っちゃった場合…。少し勇気を振り絞って、利用している会社に問い
合わせてみてはしい。

 

●利息払い
これは、トリックというレベルのものではないが「利息+元金」のうち「利息」しか返済しない方法だ。
当然、元金は減らないが、それを実行することによって急場をしのげることができれば助かるといっ
た場合に有効である。利用者に向けて公示されているか否かはともかく、ほとんどの消費者金融
では”正当な返済方法”として取り扱ってくれる。店頭による返済であればその旨を申し出れば
構わないし、ATMによる返済であれば利息額分だけを返済(入金)しても、何の問題もなく
スルーする。明細書の次回返済日欄はちゃんと更新されているだ。逆にいえば、利息払いを承諾
してもらえない消費者金融のはうがオカシイ。というのも、消費者金融は「利息」が営業収益なの
でその利息を返済している以上、ある意味何の不備もないと考えていい。業者が思う”究極の
理想”の利用方法は、「元金は一切減らさず、利息だけは遅れることなく毎月きっちりと返済し
てくれる」ことだ。ただ、「利息払い」を常習化し続けると業者は勘繰ってくるので注意が必要だ。
ある程度の元金も返済することができないのでは、今後どこかで返済が行き詰まるのでは?
と見なされかねない。「この人、いつもギリギリの返済でヤバいんじゃないか」と目を付けられる
のは想像に難くない。業者から見た”理想の上客”は、実際の利用状況下において常習化
すると”ヤバいお客”と見られるわけだ。

 

●ジャンプ
正式には「利息一部払い」といって、これこそトリックが込められた返済方法である。よって、一般
的にこれを認めている消費者金融は少ない。あくまでも応急処置のひとつであり、利用者が自ら
この返済方法を申し出るよりも、業者から提示される流れのなかではじめて陽の目を見るトリッ
クかもしれない。ただ、これを行使してしまったがゆえにアナタ自身「要注意人物」に格上げ
(格下げ?)されるので、それ相応の覚悟はしておいたほうがいい。このジャンプだが、おおまかに
分けて2パターンある。利息の一部がいくらに当たるかは、当事者同士(業者と利用者)の相談
や、そのときの利用者の経済事情によって決定される部分が大きいので一概にいえないが、
「返済金額の大小に関わらず、返済を行えば返済日が更新される」ところにジャンプの威力が
隠されている。「当日の返済分の一部を後日に繰り越す(回す)→ジャンプさせる」という呼称の
由来だ。ただ、先にも記したようにあくまでも応急処置的な返済方法であり、これを継続的に
利用することはかなり危険だ。だいいち、それの継続利用は認めていない会社も多い。いわゆる
「ジャンプ」は、利息の返済を後々に回しているだけに過ぎず、「利息を”ツケ”にしている」ような
もので、当然、後からそれをまとめて返済しなければならない。また、これを続けている以上、
元金もー向に減ることはない。