クレジットカードの新規申込は郵送による非対面方式が主流だが

受付方法の基礎知識

クレジットカードの新規申込は郵送による非対面方式が主流だが、消費者金融の場合、その申込方法は
申込者の事情に合わせて選択できるようになっている。どの方法で申込んでも審査結果や与信額にあきら
かな差異が生じることはないが、各々の申込方法によって少し知っておきたい知恵もある。申込時、最大の
懸案(?)は「いかに、人に見られない(会わない)ように契約するか」この一点に尽きるだろう。親兄弟や
親戚はいうに及ぱず、友人知人(!)等々、とにかく他人に見られたくないし、また会いたくもない。欲を
いえば、申込先の会社の社員(担当者)であっても会いたくない(直に顔を見られたくない)はずだ。多くの
申込者が非対面チャネルの申込方法へと流れるのはそのためである。

 

●店頭窓口
自動契約機がこの世に誕生するつい十年ほど前までは、店頭(カウンターでの申込が常道だった。いまでは
その主役の座を完全に自動契約機に譲った格好となっているが、それでも店頭で申込を行う人は結構
多い。とくに、おっちゃんやおばちゃんたちのいわゆる”機械アレルギー”の人々は進んでカウンターヘ向か
う傾向が強い。いずれにせよ申込に関しては一緒なので、自動契約機のブース内で何ともいえない息苦
しさを感じながら申し込むより、圧迫感のないカウンターで女子社員とダベりお茶の一杯でも啜りながら
進めたはうが精神衛生上ヨロシイともいえる。店頭契約の場合、その支店の選び方に注意したい。
知っている人に会いたくない、また見られたくないという気持ちがそういう行動に転化すると思われるが、
自分の日常の行動範囲外の支店へわざわざ”遠征”して申込に行くのは辞めたはうがいい。業者だって、
こちらの気持ちは十分お見通しなのだが、「何でここまで果たの?」と勘繰られるからにはかならない。
間違っても「近くまで寄ったついでに」なんて苦しい言い訳は逆効果である。それこそ「虚言癖あり」と
思われ審査に悪影響を与えかねない。店頭契約の場合「自分の行動範囲を範疇に」支店を選択
するべきである。すなわち、自宅と勤務先を考慮しつつ支店選びに反映させることが大事である。
店頭の雰囲気は、それこそ各社のカラーが如実に出るところだ。世間一般の印象とは対照的にもの
すごくアットホームな会社もあれば、自動契約横のブース内よりも息苦しいと評判の会社もある。
機会が許されれば、全社回ってみるのもいいかもしれない。

 

●自動契約機
見られたくない、会いたくない。けど、お金はスグに必要。この矛盾する心理状態の申込者の”救世主”
となったのが、自動契約機の登場だ。その稼働以降、新規申込に対する心理的ハードルがかなり抑え
られたといえよう。いまとなっては知らない人など皆無だと思うが、念のために記しておくと、あくまでも直接
的に非対面形式であって、間接的にはモニターや室内カメラ等であなたの一挙手一投足はバッチリ
見られている。もちろん、貧乏ゆすりもだ。会社によっては、契約機のモニター画面にオペレーターの顔が
映し出されるところもある。おおかた女性社員が対応してくれるが、ごくたま〜に男性社員に当たる場合
もあるとか。各社とも自動契約機による申込の流れに大差はない。ひとつひとつ挙げると何ら難しくない
行為だが、「契約」そして「お金を借りる」という切迫した緊張感がそうさせるのか、とくにスキャナー操作
の部分で”小ボケ”をぶちかます申込者は多い。通常、30〜40分で契約完了となるがそれに対して
時間の制限は設定されておらず、また長居したからって延長料金を取られるわけでもない。気楽に行こう!

 

●郵送
郵送を選択する最大の理由は「秘匿性が保たれる点」であろう。とくに、だれにも会わず見られず契約締結
まで完結させることが可能なのでその利点を重視した結果、郵送を選ぶものと思われる。しかしクレジット
カードの申込ならいざ知らず、消費者金融の申込において郵送によってすべてを完結させようとする考え方
は”異質なもの”と見なされる場合がある。消費者金融の利用者は、十中八九、スグに融資を受けたい
から申込むのである。これは厳然たる事実であろう。しかし、すべてを郵送で済ませようとした場合、必ず
数日間要してしまう。「スピード」を最重要視する業態において、この「手間ヒマ掛けたやり方」は逆に
違和感を感じさせることになる。通常、郵送で申し込んだ場合「お急ぎでしたら、お近くの店頭か自動契
約機をご利用ください…」と申込書受理の確認がてら、担当者から電話にてアドバイスが行われる。
しかし、その手のお客さんに限って「いま、ちょっと忙しいので行けそうにない」としらばっくれるらしい。
「そんなに忙しい仕事って、何?」と担当者はごく自然なギモンを抱く。当たり前だ。この業界で「忙しい」
という言葉は、単なる逃げ口上としてしか判断されない。第一、そんなに忙しければお金を使うヒマなんて
ないはずだ!

 

●電話&FAX
とにかく「急ぎ」であれば、今も昔も電話が手っ取り早い。ただ、どちらかというと契約可否の”アタリ”を
付ける手段として用いられることのほうが多いかもしれない。昨今は、その最大の利点をインターネット
に取って代わられようとしているが、新規申込者が是が非でも避けたいことの筆頭に「申込に行ってから、
その場で断られる」というキビシイ現実が挙げられる。たとえ自分に非があったとしても(!)、また薄々
ダメなんじゃないかなぁと感づいていても(…)、行ってから断られるはど屈辱的なことはないからだ。
一方、FAXでの契約締結ははとんどの会社では認めていない。これは、万が一、訴訟沙汰になった
とき業者側が契約書や申込書の”原本”を所持していないと不利と見なされるからだ。

 

●インターネット
各社とも、いま、いちばん力を入れているのがパソコンや携帯電話からによるインターネット契約だ。
ただ、これもそれだけで契約締結を済ませることは現法律では不可能である。あくまでも入り口部分
である「申込」に限っての方法で、最終的には店頭なり自動契約機に赴かなければならない。
ネットによる最大の利点は、電話のそれと同じく”アタリ”を付けることができることと、何より24時間
どこからでも申込可能という点である(当然、審査結果報告の時間制約はある)。その「入り口」
としてのネット利用には、各社、期待している部分が非常に大きいようだが、今後、法改正が行われ
ネット上文面による契約締結が可能となれば、朝起きたついでに申込も可能という、そりゃーもう
末恐ろしい時代がやってくるのかもしれない。